こんにちは、AZUです。
今回の高齢者虐待防止法の話は、どうやって虐待を防ぎ、関わっていくのかという内容です。
もし、虐待の種類について知りたい方は、【高齢者虐待防止法とは?】というブログで紹介してますのでご参照下さい。
この法律には、私達国民と地域に、虐待に気づいたらどのように関わってほしいのかというと、
国民全般に高齢者虐待に係る通報義務等を課し、福祉・医療関係者に高齢者虐待の早期発見等への協力を求める
と記されています!
近隣の生活の様子を気にして、高齢者虐待を防ぐ!流石に、これだけでは、一人一人にかかる負担が大きいですよね!タイトルにも記載しました、【高齢者虐待ネットワーク】というネットワークがありますので、それを3つご紹介します!
①早期発見・見守りネットワーク
②保健医療福祉サービス介入ネットワーク
③関係専門機関介入支援ネットワーク
この3つのネットワークに協力する方々のことを、【高齢者虐待対応協力者】と呼びます!
では、3つのネットワークについて、もう少しだけ解説します。
①早期発見・見守りネットワークとは、住民が中心となって取組む虐待予防になります。
●民生委員
●自治会
●老人クラブ
などが、この①に含まれてきます。
②保健医療福祉サービス介入ネットワークとは、介護保険事業所等が中心となって虐待防止を検討し、具体的な支援を行っていきます。
●居宅介護支援事業所
●医療機関
●保健センター
などが、この②に含まれています。
③関係専門機関介入支援ネットワークとは、法律関係者などが中心となって、専門的な対応を行っていきます。
●警察
●弁護士
●消費者センター
などが、この③に含まれています。
では、地域ばかりで、国や都道府県や市町村は、何をしているのか?
それぞれの役割を簡単に説明します。
市町村は、虐待を受けてる高齢者の保護、そして虐待をしてしまった養護者の支援をする役割があります。
続いて
都道府県は、市町村間の連絡調整、市町村に助言、高齢者虐待の状況や対応措置の公表、虐待防止に必要な研修を開く役割があります。
そして
国は、虐待の事例を分析し、今後の方針を決めていくために、調査研究を設置する役割があります。
最後に、高齢者虐待に気づいた時の心構えとして3つ紹介します。
1つ目:高齢者の安全確保を優先する
2つ目:常に迅速な対応を意識する
3つ目:必ず組織的に対応する
まとめ
高齢者虐待防止法について、私達はどのように虐待を防ぎ、関わっていくのかというと、国民全般に通報義務を課しつつ、3つのネットワークを取り入れながら、出来る限り迅速に、高齢者の安全を確保して、組織的に防いでいく法律ということです。
下のリンクを押してもらえると励みになります。宜しくお願いします。
▼▼▼
もし、要介護認定を受けて、介護保険サービスを受けたいという方でしたら、是非下記の動画をご視聴頂ければと思います!
参考資料
厚生労働省ホームページ
▶︎1高齢者虐待防止の基本