こんにちは、AZUです。
今回は、題して『デイサービスの生活相談員の仕事!問い合わせ対応は?』について触れていきます。
もし、デイサービスの生活相談員のざっくりとした仕事内容を知りたい方であれば、下記のブログを参考にして下さい。

今回は、生活相談員の仕事内容の中でも、問い合わせ対応についてです。
その問い合わせ対応とは、「誰から問い合わせがあるのか?」そして「問い合わせがあったら何を確認すればいいのか?」の二つに分けて説明していきます!
誰から問い合わせがあるのか?
ズバリ
・地域包括支援センターの職員
・ケアマネジャー
・ご本人
・ご家族
基本この4名だと思います。
場所によっては、民生委員、地域住民、地域の班長さんから相談を受ける場合もあるかもしれませんが、これからお伝えする内容を参考に、その方の情報を聞いて、後は地域包括支援センターの方に相談することになると思います。
この4名の誰から問い合わせが来ても基本的に確認することは同じです!
ただ、若干変わる部分もあるので、参考までに一部を紹介します!
・地域包括支援センターの職員
地域包括支援センターの職員の場合であれば、事業対象者なのか、又は要支援の方なのかを確認します。
・ケアマネジャー(ケアマネ・介護支援専門員)
ケアマネの場合であれば、基本的に要介護の方々ですが、地域包括支援センターから委託されて、要支援者の場合もあります。
・ご本人、又はご家族
ご本人又はご家族の場合であれば、要介護申請をしてるのかどうかの確認が必要になります。申請をされてなく、又フィットネスクラブと間違って問い合わせが来る場合もあります。
要介護申請の手続きの流れであれば、下記のブログも参考にして下さい。

もし、申請をした方であれば、ケアマネ又は地域包括支援センターの職員が担当になっています。担当者の確認をし、問い合わせがあったことを、その担当者に伝えることの確認をすると、なお良いと思います。基本的に、担当者が事業所に連絡するため、それがご本人・ご家族だったら、その担当者と何かしらあるのかもしれません。
問い合わせがあったら何を確認すればいいのか?
お待たせしました、いよいよ「問い合わせがあったら何を確認すればいいのか?」について触れていきます!!!
ズバリ
・名前
・住所と電話番号
・介護度
・ADL
・既往歴
・目的
・希望の曜日
・施設利用の経験
・利用料
・持ち物
などです。
名前
名前と合わせて、年齢や性別も確認しておきましょう。もしかすると、最初の問い合わせでは、取り敢えず空き状況の確認ということで、個人を特定する情報を教えてもらえない場合もあります。ご本人やご家族の場合であれば、なおさら施設についての確認だけの問い合わせもありますので、その時は、上記で説明した様にフィットネスクラブと間違ってないか?要介護申請をされた方なのかを確認しながら施設の説明をすると良いと思います。
住所
送迎出来るかどうかの確認が必要になります。曜日によっては、出来る日と出来ない日が分かれてくることになると思います。ご自宅が施設から離れた場所にある場合は、車酔いがないかの確認、そして他の利用者を乗せていきながら又は下ろしていきながらという対応になることをお伝えし、目安の乗車時間をお伝えすると良いと思います。
介護度
地域密着型であれば、施設がある市内のご自宅に限られるため、その施設が他の市との境目にある場合は、住所の確認は必須です。要支援の方であれば、手続きにより別の市の方も受け入れることが可能になることがあります。
ADL
自立・杖使用・歩行器・車椅子などの使用されてる用具を把握し、送迎車に乗せれるかどうかの確認が必要になります。
既往歴
ペースメーカー、金具、透析、胃瘻、ストーマ、酸素ボンベなどの使用有無を確認し、その施設でどこまで対応が出来るかの説明が必要になります。
目的や目標
したいこと、継続したいことなどを確認し、その目標に対して、その施設でどのような対応が出来るかの説明が必要になります。
希望の曜日
なるべく希望の曜日に応えられるように対応します。出来ない場合もその理由を説明が必要になります。
施設利用の経験
施設利用の経験があるかどうかの確認をします。経験があることで、「前の施設ではこうしていた。こうゆう事をやってくれていた。」という言葉があります。利用開始してから、「これもしないの!?あれもしてくれないの!?」となると、ご本人も混乱しますし、現場の職員の方々も混乱します。その混乱は、最終的に生活相談員に集まる形になるので、事前に(問い合わせで出来なくても見学の際に)その施設の出来る事出来ない事は伝えておく必要があります。
利用料
利用料について、ケアマネや地域包括支援センターの職員であれば、その施設が取ってる加算についての説明をします。ご本人やご家族であれば、月々にかかる利用料をお伝えします。出来れば負担割合が何割かの確認をして、その割合に合わせた説明をします。負担割合を把握されてない方もご本人やご家族の中にいらっしゃるので、それであれば1割〜3割の負担額をお伝えします。
持ち物
ADLや既往歴によって、その方の持ち物が変わってきます。見学に繋がる場合であれば、その施設で使用するために必要な持ち物(上履きやタオルなど)を説明します。
まとめ
今回は、生活相談員の仕事内容の中でも、問い合わせ対応について触れてきました。「誰から問い合わせがあるのか?」については、地域包括支援センターの職員、ケアマネジャー、ご本人、ご家族などです。「問い合わせがあったら何を確認すればいいのか?」については、名前、住所、電話番号
、介護度、ADL、既往歴、目的、希望の曜日、施設利用の経験、利用料、持ち物などです。これらの確認事項を参考にしながら、【一回目の問い合わせの時に確認するのか】、【基本情報をもらった時に確認するのか】、【見学の時に確認するのか】などを見極めながら、確認していくと良いと思います。
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